大根ですが何か!
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そう例えば精進料理とか? 普段の生活には無い仏の教えと料理という修行。
というわけで武蔵小金井の三光院に精進料理を楽しみに行ってきました。
三光院は昭和9年開山の臨済宗の尼寺です。お料理は足利時代より受け継がれた御所料理「京都竹の御所流」精進料理で、食後に典座様からお話を聞くことができます。
歴史を感じる山門が住宅地の中にひっそりと佇みます。
京都の職人の技術が光る境内にはシンプルながら存在感のある灯篭や仏像が沢山。作家さんの石造もあちらこちらにあります。
お食事をいただく10月堂には素敵な呼び鈴が・・・。
最初に三光院最中(左)が出てきます。皮は精進料理なので卵抜きの京都の和菓子職人特注品。お薄の抹茶が続いて出されます。
上から反時計回りにお煮しめ・高野豆腐・南瓜の煮物・ごぼうの煮物が出てきます。特にお煮しめは芋のマッシュに少々甘い味付けをしたものを海苔で巻いてあります。中心のわさびがアクセントになっていい感じ。高野豆腐をはじめ、ごぼう、南瓜も精進料理では素材の味を壊してはならないので出汁で煮込んだりはしないので基本は水煮だそうです。(もちろん出汁は使われますが、マクロのような使われ方はしません。)味付けに3時間ほどコトコトと大事にとった昆布出汁が使われています(日高)。
豆腐の茶碗蒸し。精進料理なので当然ながら卵は一切使えないので出汁と豆腐で作ってあります。中にお野菜と揚げた粟麩が入っています。特に粟麩(あわふ)は貴重品で三光院でも専門店特注品を使っています。中々に味わえないものなので良い勉強になりました。
金銀富貴。境内にある、きんかんと銀杏、ふきの煮物。特に銀杏はシーズンになったら大量に集めて保存しておくのだそうです。保存方法もお聞きしました(年末に実施!)ちなみにネーミングは「金銀に囲まれて一年幸せに」という意味で京都の本殿で毎年食べられている伝統的なお料理だそうです。
ナスの田楽(左)・粟麩のおでん(右)
京都らしく白味噌のなす田楽です。素材の美味しさを活かすために最小限の揚げ具合でした。粟麩のおでんには小松菜の青よせがのっています。やはり食感、味、共に目面しい美味しさがあります。できるなら普段使ってみたい食材です。
最後に今年一年マメに元気にという願いを込めて小豆ご飯がでてきます。
実はふふはりナオヤは精進料理は初体験。最初はマクロビオティックに近い料理なのかなと思っていましたが、どちらかというと健康・場合によっては治療等フィジカルな面を重視するマクロビオティックと違い、いつまでも自然と一緒に生きていく事、質素倹約で無駄の無いお食事を作り食べるという修行等、メンタルの面に重点を置くところが大きく違っているように思えました。精進料理では砂糖を使う点などからみても明らかに違いますね。手に入りやすく、特別な事をして贅沢をしないので特別なものをのぞき(京都の本殿の雰囲気を楽しんでもらうために特注食材を使われていますが、日常生活では決して決して使われていないと思います)食材も周りで入手可能な物を基本としています。「なぜ美味しいのですか」と聞いたところ、「腕がいいんでしょうね」と笑顔であっさり(笑)。裏づけのある素敵な自信です。
季節ごとに行事も行われているそうなのでぜひ。予約制なので要注意。
三光院HP
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